在日アメリカ大使館でC1Dビザを申請する手続きについて、経験談をもとに詳しくご説明いたします。
1. アメリカC1Dビザとは?
C1Dビザは、船舶や航空機の乗務員、またはこれらの乗り物でのサービスに関わる者がアメリカに一時的に滞在するためのビザ。
クルーズ船で働いている方やこれから働く方でアメリカに行く方は、このビザが必要になります。
観光やビジネス目的での滞在ではなく、乗務員業務に関連する滞在に使用されます。
2. 必要な書類の確認
ビザ申請に必要な書類。一般的には、以下の書類が必要です
- パスポート(有効期限が6ヶ月以上残っていること)
- ビザ申請料の支払い証明書
- DS-160ビザ申請フォーム(オンラインで入力・提出)
- パスポートサイズの写真 一枚
- 雇用先の船会社からの雇用契約書およびレター
ステップ1
DS-160ビザ申請フォームの作成
1.DS-160ビザ申請フォームのページにアクセスします
下記の写真に参考にして、面接場所を選択し、最後にSTART AN APPLICATIONをクリック
START AN APPLICATIONをクリックすると、同意及びセキュリティに関するページが出てきます。こちらは、内容に従って進んでいきましょう。
ここで入力したセキュリティの答えは重要なので、忘れないようにメモしておきましょう
2.いよいよフォームの作成
このフォームを入力するのに1時間程かかり、途中で中断しても保存しておくことができます。
通信状況などの関係でエラーになりやすいので、こまめに保存することをおすすめします。
DS-160ビザ申請フォームを最後まで入力して、確定すると最後に確認書が出てきます。
こちらの確認書は、ビザ面接の際に必要になるので、保存または印刷しておきましょう。
ステップ2
オンラでビザ申請料の支払い
アメリカ大使館のビザ申請ページにアクセスをし、まずアカウント作成を作成します
アカウントが作成できたら、こちらのページでビザの申請料金を支払います。
ステップ3
アメリカ大使館での面接の予約
面接の予約もビザ申請料金支払いのページと同じところからできます
面接後のビザ付きパスポートの受け取り方法の選択
受け取り方法は、2種類あり大阪または東京にあるCGI Federal文書配達センターで直接受取り
もしくはレターパックでの郵送
こちらのサイトから 郵送には、事前に送料をオンライン決済しておく必要があります
ステップ4
大使館での面接
面接予約時間の15分から30分前には到着しましょう。
持ち物
- パスポート(有効期限が6ヶ月以上残っていること)
- DS-160ビザ申請フォームの確認書
- 面接予約確認書
- パスポートサイズの写真 一枚(オンラインで登録していない場合)
- 雇用先の船会社からの雇用契約書やレターなど
どのくらい今の会社で働いているのか?船の上での役職。この2問だけでした
面接自体はすぐ終わりましたが、少し混んでおり、書類の確認や指紋採取等、全部で1時間程かかりました。
ステップ5
ビザ付きパスポートの受取り
審査が完了すると、ビザが許可されるかどうかが通知されます。許可された場合、自分が選んだ方法でビザ付きのパスポートを受取ることができます。
私の場合は、面接が終わった日から3日で家に郵送されました。
大使館のページには、5営業日以内に返却となっています
以上がアメリカ大使館でのC1Dビザの申請手続きの基本的な流れです。ビザの取得は個人差がありますので、余裕をもって計画し、必要な書類を慎重に揃えるよう心がけましょう。
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